ソフトバンクの固定ネット回線であるソフトバンク光には、オプションとして「月額無料」のBBフォンというサービスがあります。
無料のオプションなんて珍しいケースなので、BBフォンを選びたくなるかともいますが、そこはチョット待ったをかけたい!
という事で、本日はこのBBフォンについてメリット・デメリットについて紹介していきます。
BBフォンのメリット
という事で、まずはBBフォンのメリットについて解説していきます。
単純にメリットといっても曖昧なイメージになり兼ねないので、ここでは比較対象としてソフトバンク光で提供している別の電話サービス「ホワイト光電話」と並べて見ていこうと思います。
BBフォンは月額無料!
1つ目のBBフォンのメリットは、冒頭でもご紹介した通り月額が無料であるという点です。
もう一つのホワイト光電話の場合であれば、月額は467円必要になりますので、これと比べるとやはりそれなりに固定費を抑える事が可能と言えるでしょう。
月額の固定費は無料となりますが、実際にBBフォンを使って通話した通話料は必要になります。
初期費用も0円!
BBフォンのメリットの2つ目は、意外と目を向ける方が少ない初期費用についてです。
通常、ホワイト光電話などのサービスで電話番号を発行する場合は、新規発番の手数料というものが必要になります。
しかし、このBBフォンに関しては、その新規発番手数料が無料となっているため、手数料に関してはネット回線本体の事務手数料のみを考えれば良い事になります。
ソフトバンク系の固定電話へは通話無料!
そして、予想はできるでしょうが、BBフォンからソフトバンク系の固定電話への通話料は無料となるのです。
具体的には、ホワイト光電話や同じくBBフォン、おうちのでんわなどへの通話が無料となるのです。
よって、一族揃って同じソフトバンク系の電話で統一すれば、その両者間では通話し放題状態にする事が可能となります。
BBフォンのデメリット
では、いよいよBBフォンのデメリットについて解説していきます。
とはいえ人によってはデメリットに該当しない場合もありますので、そこまで身構える必要はありません。
電話番号は050から始まる番号
BBフォンの一番の特徴でもあるのですが、取得できる電話番号の頭3桁は市外局番ではなく050から始まる電話番号なのです。
「だからどうした?」と感じた方には、これはデメリットになり得ないでしょう。
しかし、050という携帯電話の様な電話番号に抵抗がある人にとっては、意外と躊躇してしまうデメリットになってしまうのです。
110などの緊急番号への発信不可
続いてのデメリットは、110や119番などの緊急電話番号に当たる電話番号への電話ができない点です。
私の中で、一番の懸念点はこのポイントです。
現代では、殆どの方がスマホやガラケーを所有しているので、そもそも家の固定電話から緊急番号への電話をする事はないですが、高齢の家庭では携帯よりも固定電話からの電話の方が馴染みがあり扱いやすい可能性があります。
そういった場合には、BBフォンから緊急番号への発信が出来ない事はかなりのデメリットに該当してしまう事でしょう。
乗り換え時に継続できない
そして、最後のデメリットとしては、将来的にソフトバンク光から他社もしくはSoftBank Airなどに乗換・変更する際に、BBフォンで取得した電話番号の継続利用ができない点です。
よって、一生ソフトバンク光で継続される場合には何の問題にもなりませんが、スマホの乗り換えなどが起こりネット回線の乗り換えも行う可能性がある場合は注意が必要です。
BBフォンは人によってはお得!
上記の通りBBフォンは明確にデメリットになりうる点があります。
しかし、人によっては前述のデメリットが全くデメリットにならないケースもあります。
よって、一概には「BBフォンは不便」とは言えないのです。
この点に関しては、本当に人それぞれです。特に気にならない人にとっては非常に便利でオトクなサービスなので活用すると良いでしょう。