SoftBank Airは本体自体に無線Wi-Fi機能が搭載されていますので、別で無線ルーターを購入する必要はありません。
が、自宅が広い場合は話は異なります。
残念ながら、SoftBank AirはポケットWi-Fiよりも通信範囲は広いが、別の階や離れすぎた場所では電波が届かないのです。
そこでSoftBank Airの通信範囲を拡大できるかもしれない中継器の存在について紹介していきます。
SoftBank Airの通信範囲
そもそもの話、SoftBank Airの通信はどの程度の距離まで通信が可能なのかという点について、先に解説していきましょう。
SoftBank Airは冒頭でも少しご紹介しましたが、ポケットWi-Fiのように常に側に置かないと通信ができないという狭い通信可能範囲ではありません。
むしろ障害物がなければ、直線距離で50mまでは通信が届く範囲なのです。
しかし、実際の家では戸や階段などで、むしろ障害物だらけです。
これが特に戸建て住まいの人が、SoftBank Airの通信を十分に発揮できない原因となっているのです。
Airの通信範囲を広げる方法
さて、ここからはこの記事における本題である「SoftBank Airの通信範囲の拡大方法」についての解説です。
そして、ここで登場するのが中継器なのです。
中継器とは?
今回の主役である中継器ですが、この機器はWi-Fi発信源から飛んできたWi-Fiを一旦キャッチし、そこから更に遠くにWi-Fi通信を発信することができる機器なのです。
つまり、今回のケースでこの機器をWi-Fi発信源とWi-Fi利用を行う中間の距離に設置することで、今まで遠過ぎて利用できなかった場所でもSoftBank AirのWi-Fiを利用できる様になるのです。
中継器はどこに設置すべき?
この中継器ですが、どこに設置するべきかという問題があります。
この点についての前提としては、中継器も電気で動いているので、コンセントがさせる場所である必要性が出てきます。
もちろん、遠くから延長コードで引っ張ってくるという方法もございますが、見た目と掃除機のかけ難さの点からあまり推奨はしません。
また、上記をクリアできると仮定した場合、戸建てであれば階段の中間が望ましいでしょう。
次に平屋だけど面積が広いという場合は、中継器は家の中心に近い場所に設置することが望ましいでしょう。
どの中継器を購入すべき?
続いては、実際に中継器を用意する上で、どの中継器を購入すべきかという点を解説していきます。
SoftBank Airはあくまでも4GLTE回線なので、光回線専用の様な超高速に対応した高い中継器は不要です。
かと言って、安すぎる中継器は範囲は広がってもWi-Fiの中継時に速度が落とされる事になりますので、丁度いい機器を購入する必要があると言えるでしょう。
という点を踏まえて、おすすめなのがこちらの中継器になります。
SoftBank Air自体は最大速度350Mbpsなので、これ以上の速度は不要です。
よって、こちらの中継器が個人的に一番オススメです!
中継器の導入の前に確認すべき項目
以上がSoftBank Airの通信範囲を拡大できる中継器の解説でした。
これをご覧になった方の中には、「中継器を購入しよう!」と思われる方もいるでしょうが、
一旦待ってください!
中継器の購入前に、現在の自宅のSoftBank Airの通信不良の理由が本当に通信範囲が問題で起きているかの確認が必要なのです。
ということで、まずは以下の項目について事前に確認しましょう。
いったんSoftBank Airを再起動
まずは不具合時の対応の王道である「機器の再起動」を行いましょう。
ひょっとするとSoftBank Airのアップデート後で、再起動により症状が改善する可能性があります。
接続回線の確認
SoftBank Airには2つの回線でWi-Fiが飛んでいます。
末尾が2GのWi-Fiに接続している場合は最大速度自体が遅い方なので、可能であれば一度末尾が5Gの回線に繋ぎなおしてみましょう。
SoftBank Airの近くで使ってみる
上記の2つに関して問題がなければ、最終確認としてSoftBank Airの近くでスマホなどで通信を行ってみましょう。
同じ時間帯で近い場所・遠い場所で速度が著しく異なる場合は、完全に距離が原因で通信が遅くなっていますので、ここで初めて中継器の購入で問題が解決できると判断できるでしょう。