SoftBank Airの下りの速度(ダウンロード)に関しては、最大350Mbpsと公式サイトには表示があります。
※厳密にはエリアによっって最大下り速度は異なります。
しかし、人によっては上りの速度も事前に知っておきたいところでしょう。
という事で、本日はSoftBank Airの上り速度と、その速度での利用可能な用途について紹介していきます。
通信速度の上りと下りとは?
そもそもの話、通信する際の下りの速度と上りの速度の違いについてご存じない方もいるかも知れません。そこで、まずは前提となるこの2つの違いについて解説していきます。
下り速度とは?
まず、ネット通信の下りの速度についてですが、こちらはダウンロードを行う際の速度のことを指しています。
具体例で言えば、動画の視聴なんかは動画データをスマホやパソコンに保存しない形でダウンロードを行っていることになりますので、下り速度が重要になってきます。
その他にも、データのダウンロードはもちろんの事、ホームページの閲覧にも一時的に記載されている文字や画像のダウンロードが必要になりますので、下り通信を使ったネット利用となります。
上り速度とは?
下りに対して上りの通信は、アップロードを行う際に利用する通信のことです。
上りの通信は、ファイルをGoogleドライブにアップロードしたりする場合や、SNS上に投稿を行なう場合、YouTuberが動画をYouTubeにアップロードする際に利用する通信の事を指します。
SoftBank Airの上りの速度
では、肝心のSoftBank Airの上りの速度ですが、最大15Mという速度になっています。
下りの最大350Mbpsと比較すると、かなりの速度差(1/10以下)となっています。
なので、例えば前述したYouTubeにあげるような高画質で再生時間の長い動画をあげる場合、残念ながらSoftBank Airの上り速度ではかなりの速度不足といえるでしょう。
ただ、SNS上に写真や短い動画をアップする程度であれば、十分な速度と言えます。
ちなみに、SoftBank Airの最大下り速度はエリアによって大きく異なりますが、上り速度に関してはエリア問わず共通で15Mbpsとなっっています。もちろん、これはターミナル1~3のどの機器でも共通の数値となっています。
SoftBank Airの上り速度での利用可否
では、実際にSoftBank Airの上り最大15Mbpsでどういった事が可能で、どういった事が不可能なのか。
数値の小ささから、恐らく「本当に大丈夫だろうか?」と不安に思われるでしょう。
よって、ここからはその点について重点的に深堀して解説していきます。
上り15Mbpsで出来る事
まずは通常のメール送信などは、もちろん問題なく使うことが可能です。
これに加え、簡単なワードやエクセルなどのファイルのアップロードも問題なく出来るでしょう。
次にSNS系で行う操作ですが、ラインなどの場合は200Kbpsですでのこちらも問題はありません。
また、画像や動画に関してもアップするデータが圧縮されて多少画質が落ちるので、この点でも問題はありません。
次に難易度が上がり、オンラインゲームに関する速度ですが、スマホゲームによるオンライン通信も15Mbpsもあれば余裕です。
行ってしまえば1Mbpsもあれば十分な速度でございます。
そしてPS4などのオンラインゲームですが、実はそういった状況でも必要な速度は2~3Mbpsと意外と小さい数値でも速度的には可能なのです。
※ただし、SoftBank Airではping値という別の数値の影響で据え置き型のゲームではプレイは難しいです。
上り15Mbpsでは難しい事
完全に無理!という訳ではなく、あくまでも難しいという区分けになりますが、こちらに関してもご紹介いたします。
まずは、前述の内容となりますが、YouTubeへの動画のアップロードはSoftBank Airでは厳しいです。
厳密にいえば、動画のアップロードは可能ですが、アップロードの完了までにかなりの時間を要する事態になりますので、あまり推奨できる方法ではありません。
また、スカイプやオンライン学習系のコンテンツで、リアルタイムに映像も交互にやり取りするサービスでもSoftBank Airの速度では難しく、カクカクしてしまうでしょう。※SoftBank Airの通信トラブルでお困りの方は、下記記事も参考にしてください。