ドコモの5Gプラン(5Gギガホ/5Gギガライト)の特徴!月額料金や割引・サービスについて詳しく解説!

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ドコモは2020年3月25日から5Gサービスを提供開始しました。

5Gは単なる高速通信だけではなく、低遅延・同時多数接続といった特性もあり、それらを活用することで社会の在り方を変えるとまで言われています。

この記事では、ドコモの5Gサービスの特徴について詳しく解説していきます。

ドコモの5Gサービスの概要

2020年3月に大手3キャリアが5Gサービス開始を発表しました。わずかな差ですがドコモ、au、SoftBankの中では一番早いリリースです。

2020年3月時点で、全国150か所500基地局が設置されています。
その後は下記のように計画されています。

  • 2020年6月に全都道府県に導入
  • 2021年3月に全政令指定都市に導入
  • 2022年3月に2万基地局設置
  • 2023年度中に基盤展開率97%計画

具体的なドコモ5G利用可能場所はこちらをご参照ください。

有明アリーナやオリンピック施設への5G導入も計画されています。
一般の人も気軽に5Gに触れることができるよう、全国都道府県のドコモショップには5Gサービス体感コーナーが設置されています。

 

5Gの周波数帯は、これまで使用していた帯域と近い6GHz以下(通称:sub6)と、30GHz〜300GHzの高い周波数帯(通称:ミリ波)がありますが、ドコモのミリ波は2020年6月以降に開始される予定です。

ミリ波は通信距離が短い、障害物に弱いといったデメリットはありますが、sub6と比べて高速通信できるメリットがあります。

ミリ波開始に合わせて、通信速度(ベストエフォート方式)は下記のようになっています。

  • 2020年3月時点 受信最大3.4Gbps 送信最大182Mbps
  • 2020年6月以降 受信最大4.1Gbps 送信最大480Mbps

ドコモの5Gサービスの料金プラン

料金プランは「5Gギガホ」と「5Gギガライト」の2つがあります。
なおこのサービスには定期契約も無く、解約金もありません。
2019年10月に施行された改正電気通信事業法により解約金を1,000円以下にするよう義務付けられましたが、ドコモでは解約金0円としています。

5Gギガホ

5Gギガホは月額料金4,480円/月からとなっています。

5Gギガホは毎月の利用可能データ量が最大100GBとなっており、実質上限無しの感覚で使えるでしょう。
YOUTUBEでは目安として2時間の動画で約1GB使用しますので、単純計算で200時間の動画を見ることができます。

この料金は「みんなドコモ割」などの各種割引を最大限活用した場合の費用となっており、それらを除くと5Gギガホは標準で7,650円/月となっていますので、契約する際はどの割引が適用可能か確認する必要があります。

整理すると下記のようになります。

5Gギガホ料金
月額料金7,650円/月
割引適用時4,480円/月
割引みんなドコモ割(3回線以上)-1,000円/月
ドコモ光セット割-1,000円/月
5Gギガホ割-1,000円/月
(最大6か月間)
dカードお支払い割-170円/月

5Gギガライト

5Gギガライトは月額料金1,980円からとなっています。
5Gギガライトは通信量が1GB、3GB、5GBを越えた時に料金が加算される変動制となっており、7GBを越えたときは最大通信速度が最大128kbpsに制限されます。

この料金は5Gギガホと同じく、各種割引を最大限活用した場合の費用となっており、それらを除くと5Gギガライトは標準で3,150円~6,150円/月となっていますので、契約する際はどの割引が適用可能か確認する必要があります。

5Gギガライト料金
月額料金<~7GB>6,150円
<~5GB>5,150円
<~3GB>4,150円
<~1GB>3,150円
割引適用時<~7GB>3,980円
<~5GB>2,980円
<~3GB>2,480円
<~1GB>1,980円
割引みんなドコモ割(3回線以上)-1,000円/月
ドコモ光セット割<~7GB>-1,000円
<~5GB>-1,000円
<~3GB>-500円
<~1GB>-
dカードお支払い割-170円/月

ドコモの5G対応スマホ

以下がドコモの5G対応スマホです。

  • AQUOS R5G :111,672円
  • LG V60 ThinQ 5G :(2020年4月下旬以降発売予定)
  • Xperia 1ii :(2020年5月下旬以降発売予定)
  • Galaxy S20 5G :102,960円
  • Galaxy S20+ 5G :(2020年5月下旬以降発売予定)
  • Galaxy S20+ 5G Olympic Games Edition :(2020年6月以降発売予定)
  • arrows 5G :(2020年6月下旬以降発売予定)

※2020年4月19日時点

LG V60 ThinQ 5Gは2画面スマホで、マルチアングルビューイングや地図とお店情報を同時に見る並行利用に便利です。
Galaxy S20+ 5G Olympic Games Editionのデザインはオリンピック仕様でカラーがマットゴールドになっていてドコモのみでの提供となっています。

この中でミリ波に対応しているのはLG V60 ThinQ 5GとGalaxy S20+、arrows 5Gのみとなっています。

ドコモの5Gエンターテイメント

ドコモは5G展開にあたりエンターテイメントにも力を入れています。

音楽ライブ

音楽イベントを生配信する「新体感ライブCONNECT」というサービスがあります。

スマホからマルチアングルで視聴できる他、8K高画質のVR映像配信「8KVRライブ」もあります。

高画質の大容量データをリアルタイムに通信するという5Gの特性を活かしたサービスとなっています。

3/18の5Gサービス発表会の日はSixTones/Snow Manのライブ配信が行われました。

その他、AKBのライブや、ゴッドタンのマジ歌ライブなど色々なコンテンツが配信されています。

ゲーム

dゲームにおいてはクラウドゲームを開始しております。

クラウドゲームとはゲームのアプリをスマホにインストールすることなく楽しめるサービスのことです。

通常スマホのアプリ側で行っている処理は全てdゲーム側で行われるため、高速通信・低遅延が重要となってきますが、これも5Gの特性を活かすことでカバーできます。

真三国無双8は2020年4月頃配信予定、ファイナルファンタジーXIIIは2020年5月頃配信予定です。

真三国無双8はオープンワールド仕様となっており、スマホゲームでありながらもより広大な世界観を楽しめるでしょう。

スポーツ

ドコモは鹿島アントラーズとオフィシャルスポンサー契約を締結しています。

5Gを活用したスマートスタジアムや、クラブチームのデジタルトランスフォーメーション支援を行います。

鹿島アントラーズの試合をマルチアングルで視聴したり、スタッツ情報(移動距離、最高速度、総活動時間)を見ることが出来ます。

新しい楽しみ方が増えるので、ファンにとっては魅力的なサービスでしょう。

サッカーだけでなく、卓球のTリーグともトップパートナー契約を締結しており、スポーツに力を入れていることが分かります。

ドコモの5Gソリューション

5Gは上述したようなスマホを使ったBtoCのサービスだけではなく、企業や地域の在り方を大きく変える可能性も秘めています。

例えば、工場の自動化、建設機械遠隔制御、自治体の河川監視、農業自動化などが挙げられます。

ドコモは幅広いパートナーと共に新しい利用シーンを創出するため、「ドコモ5Gオープンパートナープログラム」を開始しています。

2020年3月時点では3300社が登録していますが、ドコモとしては5000社を目指しています。

各社と提携して開発した22の5G対応ソリューションが提供されます。

例えばサン電子株式会社と協業した遠隔作業支援ソリューション「AceReal® for docomo」では、ARスマートグラスを使い、遠隔地の作業者へ必要な情報を送り、高精度な作業・効率化を支援します。

他にもサービス利用者自身が8KVRを撮影・ライブ配信することを支援する高精細映像伝送ソリューション「Live EX 8KVR」や、AIを使った高精細映像伝送ソリューション「Live EX 8KVR」などがあります。

他のソリューションについてはドコモの報道発表資料を参照してください。

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