NURO光は光コラボレーションとは異なり、NTTが普段利用していないダークファイバ―を利用した光回線サービスを提供しています。
なのでNTT東西が提供しているフレッツ光や光コラボとは違ってサービス提供エリアが狭い反面、最大10Gbpsの高速なインターネット環境の構築が可能な通信速度面でのアドバンテージがあります。
またソフトバンクのスマホやケータイを契約しているユーザーは、スマホセット割が適用できるため、月額料金が最大1,000円もオトクになることも!
是非ともこの機会にNURO光のメリットやデメリットを理解して、乗り換えを検討してみてくださいね。
NURO光の特徴・料金プランとは?
月額料金と初期費用・工事費など
NURO 光G2V(標準プラン) | |
---|---|
内容 | 月額料金 |
月額料金 | 4,743円 |
工事費用 | 40,000円 |
契約事務手数料 | 3,000円 |
高速プラン | ||
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内容 | 月額料金 | |
NURO 光6Gs | NURO 光10Gs | |
月額料金 | 5,243円 | 5,743円 |
工事費用 | 60,000円 | |
契約事務手数料 | 3,000円 |
NURO光の料金プランの詳細
NURO光の回線プランの大きな特徴が最大通信速度です。
NTT回線を借りている光コラボなどの光回線では、基本的に最大通信速度が下り1Gbps/上り1Gbpsとなっています。
最大通信速度 | 下り | 上り |
---|---|---|
NURO 光G2V | 2Gbps | 1Gbps |
NURO 光6Gs | 6Gbps | |
NURO 光10Gs | 10Gbps |
ところがNURO光では標準的なプラン(NURO 光G2V)でも、最大通信速度が下り2Gbpsとなっているのです。
NURO光のメリットとは?
NURO光なら高速な通信速度が実現できる
NURO光G2Vプラン(標準的なプラン)で下り2Gbpsの高速通信が可能なだけでなく、NURO光6GsやNURO光10Gsプランを契約すれば6Gbps~10Gbpsの更なる高速サービスが利用可能です。
スマホセット割(おうち割光セット)が適用できる
ソフトバンク光と同様に、NURO光でもソフトバンクスマホを契約すると、おうち割(1,000円割引/月)を適用できます。
NURO光のデメリットとは?
NURO光のサービス提供エリアが狭い
最大2GbpsのNURO光G2Vの場合、利用エリアは以下の通りです。
なお最大6~10Gbps高速サービスが利用可能なNURO光6Gs/NURO光10Gsに至っては、提供エリアは東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、大阪府、兵庫県、奈良県、愛知県、静岡県、福岡県の一部地域限定となっています。
立ち合い工事が2回(宅内/屋外)必要になる
通常の光回線(光コラボ)の場合、立ち合い工事が必要な場合であっても工事自体は1回で済みます。※状況次第で立ち合いなしも選択可能
しかしNURO光では宅内と屋外で2回に分けて工事を行う必要があるため、日程調整や立ち合いの手間が2倍掛かってしまいます。
契約解除時の高額な解約金(工事費残債)
各契約プランの契約年数と、途中解約時の契約解除料金は以下の通りです。
契約プラン | 定期契約 | 契約解除料金 |
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NURO 光G2V | 2年(24カ月) | 9,500円 |
NURO 光6Gs | 3年(36カ月) | 20,000円 |
NURO 光10Gs | 3年(36カ月) | 20,000円 |
工事費の分割払い回数は最大2GbpsのNURO光G2Vが30回払い、最大6~10GbpsのNURO光6Gs/NURO光10Gsの60回払いとなっており、分割払い回数分の月額割引が受けられるため、実質工事費が無料となります。
なので満期で解約する予定の方は、2年定期契約だと6カ月分(30カ月-24カ月)、3年定期契約だと24カ月分(60カ月-36カ月)の残額の支払いが必要になってしまいます。
特にNURO光6Gs/NURO光10Gsの工事費は6万円と高額なため、短期間で解約する可能性がある方は注意が必要です。
NURO光がオススメな人とは?
ソフトバンクスマホで速度重視のユーザー!
ソフトバンクスマホを契約している場合はおうち割光セットの適用で、最大1,000円/月の割引を受けることができるため、他の光回線と比較して割安になります。
また標準的なプランで最大通信速度が下り2Gbpsとなっており、NURO光なら高速な通信環境が実現可能です。
NURO光に限らず、光回線はスマホとのセット割が月額料金に大きな影響を与えます。
現在、他のキャリアでスマホを契約している場合には、事業者を統一することが最適な光回線・光コラボ選びの一つの重要なポイントとなるでしょう。