ドコモ光とNURO光の違いとは?選べるプロバイダや通信速度プランなどサービス内容を比較

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NTT回線を利用する光コラボのドコモ光と、NTT回線のダークファイバ―を利用するNURO光。

どちらもスマホとのセット割がとってもお得で人気の光回線サービスですが、月額料金や工事費などの料金プランに違いがあります。

またスマホセット以外にも、各種割引やCB特典(キャッシュバック)が受けられるため、利用条件に応じた実質負担金で比較する必要もあります。

そこでドコモ光とNURO光のどっちの光回線が適しているかを判断できるように、料金プラン・サービス内容の違いについて、詳しく解説していきます。

ドコモ光とNURO光の料金プラン比較一覧表

内容ドコモ光NURO光
契約期間2年定期2年定期
月額料金戸建て5,000円~5,200円4,743円
マンション4,000円~4,200円4,743円
契約事務手数料3,000円3,000円
  • ドコモ光の料金プラン
    • 定額プランタイプA
      • 戸建て:5,000円
      • マンション4,000円
    • 定額プランタイプB
      • 戸建て:5,200円
      • マンション:4,200円

上記の比較表は、なるべく同じ条件で比べるために、光回線の標準的なプラン(最大通信速度1Gbps)で作成しています。ただしNURO光の光G2V(標準プラン)は下りのみ最大2Gbpsとなっています。

その他に工事費が発生しますが、両回線ともに無料特典が適用可能です。※2019年7月現在

ドコモ光とNURO光の選べるプロバイダー

ドコモ光は数多くの提携プロバイダから選択できます。
NURO光はSo-net一択です。
ドコモ光のプロバイダはタイプAとタイプBに分かれており、上述の通り、タイプAの方が月額200円安くなっています。だからといって、通信速度やサービス内容が劣っている訳ではないので、なるべくタイプAから好きなプロバイダを選んだ方がオトクといえます。
ドコモ光の場合は契約するプロバイダ特典に大きな差があります。お得度の高いキャンペーンを見極めることも、プロバイダ選びの重要な要素になります。

ドコモ光とNURO光の最大通信速度・適用方法

標準プランはNURO光の方が速い(下り最大2Gbps)

ドコモ光などの光回線(光コラボ)プランの通信速度(規格上の理論値)は下り上り最大1Gbpsの中で、NURO光は下り最大2Gbpsの通信速度となっています。※上りは最大1Gbps

NURO光では、普段使われていない光ファイバー(ダークファイバ―)を活用することで、通常の光コラボ回線より高速な通信を可能としています。

これがNURO光の通信速度が速いといわれる由縁です。

また通常の光コラボの場合、インターネット接続する際の通信方式には、IPoE方式とPPPoE方式があり、旧来型のPPPoE方式でインターネット接続すると最大200Mbpsに速度制限されてしまいます。

IPoE方式なら最大1Gbpsまで速度制限されないため、少しでも高速なインターネット接続環境を構築したい場合は、IPv6 IPoE/IPv4 over IPv6に対応する必要があります。

ドコモ光とNURO光の場合は無料で利用可能です。

ドコモ光ではプロバイダの対応状況に依存します。たとえばNTTぷららの場合は『ぷららv6エクスプレス』というサービス名称で標準提供(無料&申込不要)となっています。

高速プランはNURO光の通信速度は下り/上り最大10Gbps

NURO光には、光コラボと同じ最大1Gbpsのプランに加えて、NURO光6Gs(下り/上り6Gbps)とNURO光10Gs(下り/上り最大10Gbps)という高速サービスプランがあります。

IPv6 IPoE/IPv4 over IPv6の対応だけでは、所望の高速インターネット環境を構築できない場合には、契約してみるのもアリです。

  • NURO光6Gsの月額料金:5,243円
  • NURO光10Gsの月額料金:5,743円

ドコモ光とNURO光のサービス提供エリア

ドコモ光は光コラボレーションなのでNTT東西(フレッツ光)と同じため、日本全国の広いエリアでサービス提供しています。
NURO光は主にNTTが普段使っていないダークファイバ―を利用しているため、サービス提供エリアは限定されます。
特に最大6~10Gbps高速サービスが利用可能な『NURO光10Gbps/6Gbps』の場合、提供エリアは東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、愛知県、静岡県、大阪府、兵庫県、奈良県、福岡県の一部エリアとなっています。

ドコモ光とNURO光の工事費用(立ち合い有無)

内容ドコモ光NURO光
工事費派遣無2,000円
派遣有戸建て18,000円40,000円
マンション15,000円40,000円
契約事務手数料3,000円3,000円
契約解除料金9,500円9,500円
設備撤去費用0円10,000円

※料金プラン比較一覧表と同じ標準的なプランのケース

ドコモ光は派遣工事(立ち合い)なしも選択可能です。派遣工事がない場合の工事費は2,000円で済みます。一方、派遣工事ありの場合、工事費は戸建てで18,000円、マンションで15,000円掛かります。

NURO光は立ち合い工事が必須となっており、40,000円という高額な工事費用が発生してしまいます。

両回線ともに新規工事費割引特典が適用できるため、工事費負担は実質無料となるので安心です。
NURO光の場合、宅内と屋外で2回に分けて工事を行う必要があるため、日程調整や立ち合いの手間が2倍掛かる点に注意が必要です。

ドコモ光とNURO光の特典・キャンペーン

主な特典・キャンペーンドコモ光NURO光
スマホセット割最大3,500円/月割引最大1,000円/月割引
新規工事費割引工事費無料(月額割引)工事費無料(月額割引)
他社解約金還元
CB金額(オプションなし)最大15,000円CB最大35,000円CB

※CB金額はドコモ光のプロバイダがNTTぷららの例

ドコモ光の割引特典やキャンペーンの特徴

スマホの契約プランによっては、ドコモのスマホセット割がとってもオトクです。
キャッシュバック金額が低くお得感があまりない印象です。

NURO光の割引特典やキャンペーンの特徴

スマホの契約プランによっては、ソフトバンクのスマホセット割がとってもオトクです。公式サイトのキャッシュバック金額が高額でお得感が高いです。
So-net以外のプロバイダを選ぶことができません。新規工事費無料特典があるとはいえ、解約時に高額な工事費残債(最大40,000円)に加えて退去時に設備撤去費用(10,000円)も発生する可能性があります。

ドコモ光とNURO光の実質負担金を比較

以下、おすすめプロバイダであるNTTぷららの特典を適用したケースで実質負担金を算出・比較していきます。※NURO光は公式サイトの特典を適用(公式特典がオトクなため)

マンションタイプで実質負担金3年を比較した結果

通信速度プランドコモ光NURO光
最大1Gbps3,667円/月3,854円/月
最大6Gbps5,063円/月
最大10Gbps5,535円/月
  •  ドコモ光の実質負担金(内訳)
    • 定額プランタイプAの月額料金/15,000円CB(プロバイダCB)/契約事務手数料/工事費・無料特典込
  • NURO光の実質負担金(内訳)
    • 通信速度1Gbps(下りのみ2Gbps):
      • 光G2Vの月額料金/35,000円CB/契約事務手数料/工事費・無料特典込/月額割引特典込
    • 通信速度6Gbps:
      • 光6Gsの月額料金/35,000円CB/契約事務手数料/工事費・無料特典込/月額割引特典込
    • 通信速度10Gbps:
      • 光10Gsの月額料金/35,000円CB/契約事務手数料/工事費・無料特典込/月額割引特典込

戸建てタイプで実質負担金3年を比較した結果

通信速度プランドコモ光NURO光
最大1Gbps4,867円/月3,854円/月
最大6Gbps5,063円/月
最大10Gbps5,535円/月
  •  ドコモ光の実質負担金(内訳)
    • 通信速度1Gbps:
      • 定額プランタイプAの月額料金/15,000円CB(プロバイダCB)/契約事務手数料/工事費・無料特典込
  • NURO光の実質負担金(内訳)
    ※マンションタイプと同じ

ドコモ光とNURO光の料金プラン比較まとめ

月額料金に諸費用(手数料や工事費など)と特典(割引やCB特典など)を加味した3年間の実質負担金はマンションタイプだとドコモ光、戸建てタイプだとNURO光の方がオトクという結果になりました。

また5Gbpsや10Gbpsといった超高速インターネット環境を構築したい場合には、NURO光の料金プランを選ぶ必要があります。

ただしNURO光は光コラボのドコモ光と比べると、サービス提供エリアが狭いデメリットがあります。

利用しているスマホのキャリアがドコモの場合は、スマホセット割が適用できるドコモ光の方が長期的にみるとオトクになる可能性が大きいです。※ソフトバンクスマホを契約している場合は長期的にみてNURO光がオトク

Plala ドコモ光

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